呼吸機能検査(スパイロメトリー)
概要
深呼吸と勢いよく息を吐く操作で、肺活量(FVC)や1秒量(FEV1)などを測定し、閉塞性/拘束性換気障害の有無を評価します。
対象・目的
- 長引く咳、喘鳴、労作時息切れの評価
- 喘息・COPD の重症度評価や治療効果判定
検査の流れ
- 鼻クリップを装着し、マウスピースから最大吸気→最大呼気を繰り返し測定
- 合計 3 回以上の良好な測定を実施
- 必要に応じて気管支拡張薬吸入後の再測定を行います
事前準備
- 当日は動きやすい服装で。激しい運動・喫煙は直前に控えてください。
- ぜんそく治療薬の使用タイミングは事前に医師へ確認してください。
所要時間・結果
15–30 分程度。当日結果説明が可能です。
注意事項
- 強く吐く操作で一時的に咳やめまいを感じる場合があります。無理せず合図してください。
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