頸動脈超音波(頸動脈エコー)
概要
頸動脈の内中膜厚(IMT)やプラークの有無を観察し、動脈硬化の程度を評価します。
高精細・高コントラストの描出に優れた装置を用いており、境界の見えづらい病変もシャープに確認しやすく、
微小な血流までとらえる観察モードを併用してプラーク内の血流動態も評価します。
放射線被ばくはありません。
対象・目的
- 脳梗塞の危険因子評価(高血圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙など)
- 動脈硬化の進行度モニタリング
検査の流れ
- ベッド上で首周囲にゼリーを塗布し、プローブで左右を観察
- 血流(ドプラ)を併用し狭窄の程度を推定
- 所見を当日説明
事前準備
- 特別な準備は不要。えりの高い服・タートルネックは避けてお越しください。
所要時間・結果
15–30 分程度。当日説明が可能です。
注意事項
- ゼリーが衣服に付着しないようタオルをご用意しています。
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