新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
発熱・のどの痛み・咳・倦怠感などを生じる呼吸器感染症です。
基礎疾患のある方や高齢の方では重症化リスクが高く、60歳以上の入院が大半を占める状況が続いています。
症状と経過
- 主症状:咽頭痛、発熱、咳、鼻症状、全身倦怠感など
- 多くは数日〜1週間程度で軽快しますが、長引く咳・嗅覚味覚異常・易疲労感が残ることもあります。
検査
症状の出始め~数日以内は抗原検査が有用です。発症から日数が経過している場合など、状況に応じて他の検査方式を検討します(院内でご案内)。
治療
- 多くは対症療法(解熱・鎮咳・補水など)で経過観察。
- 高齢・基礎疾患・妊娠など重症化リスクが高い方は、抗ウイルス薬の適応を医師が個別に判断します。
外出の目安
国の推奨では、発症日を0日目として5日間は外出を控える、かつ症状軽快から24時間は外出を控えることが示されています。
ハイリスク者との接触は発症後10日間程度、配慮が推奨されています。
ワクチン(定期接種)
- 定期接種(B類):65歳以上、および60–64歳の一定の基礎疾患を有する方が対象。原則、毎年秋冬に年1回。
- 2025年度も学会見解で接種が推奨されています。
- 流行株動向:日本ではXEC系統が優位、今後LP.8.1への置換の可能性が指摘。
最新のお知らせ(特設)
新型コロナ 2025~2026
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ご相談・受診
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