過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群(IBS)は、腸に明らかな異常が見つからないにもかかわらず、腹痛や下痢・便秘が慢性的に繰り返される機能性疾患です。
便通と痛みの関係が特徴的で、排便により症状が軽快する傾向があります。
腸の知覚過敏や運動異常、ストレス、腸内細菌バランスの変化などが関与しており、最近では「ポスト感染性IBS」や「FODMAP食」による悪化も注目されています。

治療では、生活習慣の改善、低FODMAP食(小腸で吸収されにくい種類の糖質)、整腸剤や消化管運動調整薬などの薬物療法が基本です。
ストレスへの対処として、カウンセリングや抗不安薬が使われることもあります。

カテゴリ:消化管(/disease/gastrointestinal/

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