インフルエンザとは

インフルエンザ

インフルエンザは、A型・B型のインフルエンザウイルスによって起こる感染症で、例年秋から春にかけて流行します。
通常のかぜと比べて症状が急激かつ重く、38℃以上の高熱、強い倦怠感、筋肉痛、関節痛、咳などを伴うのが特徴です。
飛沫感染や接触感染により広がるため、学校や職場などで集団感染が起こることもあります。

診断は臨床症状に加えて迅速抗原検査が広く用いられます。治療は抗ウイルス薬(オセルタミビル、ザナミビル、バロキサビルなど)の早期投与が鍵で、発症から48時間以内の使用が最も効果的です。
特に高齢者や基礎疾患のある方、小児では重症化しやすく、肺炎や急性脳症などの合併症に注意が必要です。
毎年のワクチン接種は重症化予防と感染拡大の抑制に有効とされており、厚生労働省も接種を推奨しています。マスクや手洗いなど基本的な感染対策も重要です。

カテゴリ:感染症(/disease/infectious/)

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